遠藤賢司歴史年表 1970年

2023年6月28日

遠藤賢司歴史年表 1970年(昭和45年)

1970年1月1日
高石事務所が「音楽舎」に名称変更。

1970年1月13日
23歳の誕生日。

1970年1月13日
都市センターホール「インターナショナル・フォーク・キャラバン前夜祭」
【出演】遠藤賢司、ヴァレンタイン・ブルー、モーニング・デュー(細野晴臣・大滝詠一) 他
遠賢+ヴァレンタイン・ブルーで出演。
【演奏曲】
1「夜汽車のブルース」
2「ぼく君のこと好きだよ」

1970年2月4日
御苑スタジオに岡林信康、秦政明(URC社長)と共に練習中のはっぴいえんどを見学。

1970年2月21日
水戸市文化センター「キャラバンコンサート」
【出演】アマチュア
【ゲスト】遠藤賢司、岩井宏、坂庭省吾

1970年3月
六本木自由劇場「東京ロックンロールアンサンブル」
【出演】遠藤賢司、ヴァレンタイン・ブルー 他
遠賢+ヴァレンタイン・ブルーで出演。
【演奏曲】
「夜汽車のブルース」
「雨あがりのビル街」

1970年3月6日~8日
『niyago』レコーディング。
「夜汽車のブルース」「君がほしい」「雨あがりのビル街」にヴァレンタイン・ブルーが参加。

1970年3月19日
東京:久保講堂「魂のコンサート」
【出演】遠藤賢司、シモンズ、長谷川きよし、ブレッド&バター、南正人

1970年4月8日

1stアルバム『niyago』[URC●URL-1014] 発売。

1970年4月8日
東京:共立講堂「岡林信康メッセージコンサート」
【出演】岡林信康
【ゲスト】遠藤賢司、アテンション・プリーズ
この後もゲストとしてツアーに同行。
【演奏曲】
1「夜汽車のブルース」
2「待ちすぎた僕はとても疲れてしまった」
3「雨あがりのビル街」

1970年4月10日
小樽市民会館「岡林信康メッセージコンサート」
【出演】岡林信康
【ゲスト】遠藤賢司、アテンション・プリーズ

1970年4月11日
札幌市民会館「岡林信康メッセージコンサート」
【出演】岡林信康
【ゲスト】遠藤賢司、アテンション・プリーズ

1970年4月12日
文京公会堂「ロック反乱祭」
【出演】遠藤賢司、アテンション・プリーズ、五つの赤い風船、岡林信康(初めてバックにはっぴいえんどを起用)、愚、越智友嗣、斉藤哲夫、中川五郎、休みの国、若林純夫
映画「早川義夫・自己表出史」初上映。遠賢も数カット出演。
ヴァレンタイン・ブルー、正式に「はっぴいえんど」と改名する。
【演奏曲】
1「夜汽車のブルース」
2「雨あがりのビル街」
3「ねえ踊ろうよ」

1970年4月13日
神戸国際会館「岡林信康メッセージコンサート」
【出演】岡林信康
【ゲスト】遠藤賢司、アテンション・プリーズ
【演奏曲】
1「夜汽車のブルース」
2「待ちすぎた僕はとても疲れてしまった」
3「雨あがりのビル街」

1970年4月14日
名古屋市公会堂「岡林信康メッセージコンサート」
【出演】岡林信康
【ゲスト】遠藤賢司、アテンション・プリーズ
【演奏曲】
1「夜汽車のブルース」
2「待ちすぎた僕はとても疲れてしまった」
3「雨あがりのビル街」

1970年4月17日
広島市公会堂「岡林信康メッセージコンサート」
【出演】岡林信康
【ゲスト】遠藤賢司、アテンション・プリーズ
【演奏曲】
1「夜汽車のブルース」
2「待ちすぎた僕はとても疲れてしまった」
3「雨あがりのビル街」

1970年4月19日
大阪府立体育館「音と唄の騒乱祭」
【出演】遠藤賢司、アテンションプリーズ、五つの赤い風船、岩井宏、岡林信康、加藤ヒロシとP35、北山修、愚、斉藤哲夫、中川五郎、休みの国
【演奏曲】
1「満足できるかな」
2「外は雨だよ」
3「スクリュー」
4「雨あがりのビル街」

1970年4月22日
熊本市民会館「岡林信康メッセージコンサート」
【出演】岡林信康
【ゲスト】遠藤賢司、アテンション・プリーズ

1970年4月23日
小倉市民会館「岡林信康メッセージコンサート」
【出演】岡林信康
【ゲスト】遠藤賢司、アテンション・プリーズ

1970年4月24日
宮城:仙台電力ホール
【出演】遠藤賢司、五つの赤い風船、岩井宏、坂庭省吾

1970年4月
岡林信康からフォークギター・マーチンD-35を譲り受ける。
お金は後日、岡林信康に10万円を手渡す。

1970年5月24日
大阪天王寺野外音楽堂「LOVE IN ROCK」
【出演】遠藤賢司、田舎五郎と魚、加川良、金延幸子、シバ、ジプシー・ブラッド、高田渡、ディランⅡ、友部正人、中川イサト、ヘビーフレンド、村上律 他
「春一番」の前身となるコンサート。

1970年6月
日比谷野外音楽堂「フォークロックコンサート」
【出演】遠藤賢司、頭脳警察、長谷川きよし、フラワー・トラベリン・バンド、ブルース・クリエイション

1970年6月5日

シングル「夜汽車のブルース/君がほしい」[東芝/EXPRESS●EP-1237] 発売。

1970年6月27日
日比谷野外音楽堂「フォーク←→ロック・コンサート「POP627」-夕焼けを待って」
【出演】遠藤賢司、頭脳警察、長谷川きよし、フラワー・トラベリン・バンド、ブルース・クリエイション
初のフォークとロックの合同コンサート。

1970年7月26日
富士急ハイランド「ロック・イン・ハイランド」
【出演】遠藤賢司、フラワー・トラベリン・バンド、村八分、モップス、ロスト・アラーフ

1970年7月31日
日比谷野外音楽堂「真夏の夜のコンサート」
【出演】遠藤賢司、五つの赤い風船、杉田二郎

1970年8月
TV「ヤング720」終了。

1970年8月
日比谷野外音楽堂「第1回日本語のろっくとふぉーくのコンサート」
【出演】遠藤賢司、頭脳警察、はっぴいえんど、吉田拓郎 他

1970年8月5日
はっぴいえんど、1stアルバム『はっぴいえんど』発売。

1970年8月8日・9日
岐阜:中津川椛の湖畔「第2回全日本フォーク・ジャンボリー」
【出演】遠藤賢司、赤い鳥、浅川マキ、五つの赤い風船、岡林信康、加川良、高石友也、中川五郎、なぎらけんいち、はっぴいえんど、六文銭 他
遠賢は8日18:20に出演。
【演奏曲】
「夜汽車のブルース」
「満足できるかな」
「ねえ踊ろうよ」他
※「夜汽車のブルース」の演奏は記録映画『だからここに来た』で見ることが出来る。

1970年8月20日~22日
九重高原「九重フォークキャンプ」

1970年8月22日
小倉西高校「小倉西高同窓会」

1970年8月22日~24日
大阪:能勢妙見山キャンプセンター「関西フォーク・キャンプ」→出演せず

1970年9月
東京:日仏会館にて映画「だからここに来た 第2回フォークジャンボリー」公開
【監督】中本達雄、野村光由
90分・カラー・16mm作品

1970年9月16日
日比谷野外音楽堂「日本語のろっくとふぉーくのコンサート」
【出演】遠藤賢司、岡林信康、頭脳警察、はっぴいえんど 他

1970年9月25日
東京:日仏会館にて「だからここに来た 第2回フォークジャンボリー」試写会とコンサート。
【出演】斉藤哲夫(遠賢は出演しない)

1970年9月27日
東京芸術大学「Free Rock In Ueno」
【出演】<出演順>芸大のアマアチュアバンド、遠藤賢司、M、ブラインド・バード、ブルース・クリエーション、ツゥー・マッチ(元ヘルプフル・ソウルのメンバーによるバンド)、ジ・アタック(アメリカのバンド)、フード・ブレイン、フラワー・トラベリン・バンド ※ガロも出ていたという湯浅学氏の記憶あり。

1970年9月27日
東京:日仏会館「だからここに来た 第2回フォークジャンボリー」試写会とコンサート

1970年9月30日
大阪・谷九:中小企業文化会館にて「だからここに来た 第2回フォークジャンボリー」試写会とコンサート。
【出演】アテンション・プリーズ

1970年10月
八幡市民会館:「遠藤賢司、フォーク連合リサイタル」

1970年10月
日比谷野外音楽堂「岡林信康ろっくこんさーと」

1970年10月5日
京都:教育文化センター
「だからここに来た 第2回フォークジャンボリー」試写会とコンサート。
【出演】遠藤賢司、岩井宏、加川良、高田渡

1970年10月5日
LP『第2回全日本フォーク・ジャンボリー』 [ビクター●SJV-477~8] 発売。
1970年8月8日演奏「夜汽車のブルース」「満足できるかな」収録。

1970年10月6日
大阪・谷九:中小企業文化会館にて「だからここに来た 第2回フォークジャンボリー」試写会とコンサート。
【出演】岩井宏、加川良、高田渡(遠賢は出演しない)

1970年10月10日
LP『自然と音楽の48時間』 [キング●RK-7018~9] 発売。
1970年8月8日演奏「夜汽車のブルース」「満足できるかな」「ねえ踊ろうよ」収録。

1970年11月25日
東京・市ヶ谷駐屯地にて三島由紀夫、割腹自殺。
この日の体験を基に、代表作「カレーライス」が生まれる。

1970年12月22日
立教大学タッカーホール「ニュー・ロック&ニュー・フォーク 魂にふれるコンサート」
【出演】遠藤賢司、岡林信康、頭脳警察、はっぴいえんど、ブルース・クリエイション

1970年12月22日
「季刊フォークリポート」(1971年春号)の取材で早川義夫と対談。

1970年12月26日
東京:日仏会館「リサイタル 遠藤賢司-その世界」
【出演】遠藤賢司
【ゲスト】はっぴいえんど、吉田美奈子
昼夜2回公演。
【演奏曲】
1「猫が眠ってる」
2「夜汽車のブルース」
3「ほんとだよ」
4「君がほしい」
5「Mr.タンブリンマン」
6「ただそれだけ」
7「外は雨だよ」
<はっぴいえんど・演奏>
8「満足できるかな」
9「待ちすぎた僕はとても疲れてしまった」
10「雨あがりのビル街」
11「今日はいい日みたい」(遠賢[Piano])
12「歯のないうさぎの口」
13「君のこと好きだよ」
14「星空のワルツ」 ※初期バージョン。
15「ねえ踊ろうよ」
16「Hello Goodby」(遠賢+吉田美奈子[フルート])
17「猫が眠ってる」


【その他の出来事】
●1970年6月 ドノヴァン初来日。
●ヤハギ君よりフォークギター・マーチンD-18を購入。
●LP『ニューフォーク百科事典』 [東芝●番号不明] 発売。
 「ほんとだよ」(バージョン不明)収録。
●TV「11P.M.」に出演
 「パタ・パタ」を歌った、ミリアム・マケバと共演。徳光アナウンサー司会。


【遠賢情報掲載誌】
●雑誌「週刊朝日」 1970年6月5日号
・取材/グラビア(内田洋司出版写真部員)「フェイス ’70 東京・渋谷で/キャンパスの芸人 遠藤賢司(ひき語り)」1頁
●雑誌「うたうたうた フォーク・リポート 5」
・歌詞/コード掲載「君のこと好きだよ」2頁
・広告「音楽舎/ 4月・音楽舎・春場所」
 1970年4月12日、19日、24日 他のライブ告知。
・記事「URCレコード」
 URCラインナップ紹介(70年4月新譜まで)。LP『niyago』他。
●雑誌「うたうたうた フォーク・リポート」1970年7月号
・記事(久保田誠)「探訪12 さあ、困ったことになってしまった。僕が自分の紹介記事を書くなんて。」
 文中に“けど、遠藤賢司はえらいなぁ”とある。
●雑誌「うたうたうた フォーク・リポート」1970年9月号
・記事(北中正和)/写真「聴衆とは誰か -(1)-」4頁
 遠藤賢司論。
●雑誌「うたうたうた フォーク・リポート」1970年10月号
・記事「譜億新渦(ふおくにゅうず) ’70全日本フォークジャンボリー、実況映画完成せまる。東京、大阪等で試写会」
●雑誌「うたうたうた フォーク・リポート」1970年11月・12月号(冬の号)
・記事「★地獄耳!!★地獄耳!!★地獄耳!!★地獄耳!!★地獄耳!!」
 1970年12月26日ライブ告知、岡林信康が23万のマーチンD-35を遠賢に貸したまま「返してくれ」と言えず、新しくギルドD-50を購入、など。
・記事「岡林信康=ダグラス・ラミス ボブ・ディランとその他を語る」
 抜粋=“中川(五郎)「遠藤賢司のレコード聞こうよ(中津川の実況録音レコードの遠藤賢司を聞く。「夜汽車のブルース」「満足できるかな」
ラミス「これはいいね。おもしろいね。「ギイコラ、ギイコラ、でも満足できるかな」というのがおもしろいね。でも確かにみんな本当にみんな満足出来るかな。」”
・記事(高田渡)「耳パン・即席ラーメン生活者の手記《命 預けます!!》」
 抜粋=“遠藤けんじ殿 とにかく新曲 ギーッコラ!「満足できるかな」(別名-ノコギリ・ソング)いってるよ!グーだよ・今後とも女にゃ気をつけな!”
・記事「裏眼感想★★★レコード★★★」2頁
 LP『ALL JAPAN FOLK JAMBOREE』 [ビクター●SJV-477~8]、LP『自然と音楽の48時間』 [キング●KR7018~9]の聴き比べ。
・歌詞掲載「満足できるかな」
・記事「投稿窓」
 読者投書欄。「フォークだ、へちまだ、ロックだ」及び「拝啓 遠藤賢司様」(4通)で遠賢について触れられている。
・広告「URCレコード」1頁
 『niyago』他。
●新聞小冊子「COUNTRY」1970年10月18日号
・記事(MONDO UNO)「LP RECORDS REPORT」
 『niyago』レコード評。
●小冊子「きたきゅうしゅう フォーク連合(2)」
・記事 ※1970年8月20日~22日九重フォークキャンプ参加者募集記事。1頁。
●小冊子「北九州 フォーク連合(3)」
・記事「九重フォークキャンプに集ってヤ!」
 1970年8月20日~22日について。
●雑誌「GRAPHICATION」1970年9月号
・執筆/写真「どうしてみんな自分のことをいわないのかな」
●雑誌「新譜ジャーナル」1970年2月号
・記事(早川義夫)「遠藤賢司様」
●雑誌「新譜ジャーナル」1970年9月号
・記事(早川義夫)「まっかなポーズ」
 文中に遠賢と南正人の比較など。
●雑誌「ニューミュージック・マガジン」1970年6月号
・広告「URCレコード/遠藤賢司・niyago」
・記事(水上はる子)「今月のレコード」
 『niyago』レコード評。80点。
●小冊子「フォーク連合」No.1 1970年1月1日発行
・広告「URC/第四回フォークキャンプコンサート」
●小冊子「フォーク連合」第3号
・記事/写真「全国フォーク情報 ちっぽけなコンサート(水戸)」
 1970年2月21日コンサート評。
●雑誌「music life」1970年7月号
・記事(K.T)「POPS IN JAPAN★レコード」
 『niyago』レコード評。
●雑誌「music life」1970年11月号
・記事(S.K)「POPS IN JAPAN★コンサート 上野の森のロック・コンサート」
 1970年9月27日コンサート評。
●雑誌「ライトミュージック」1970年10月号
・記事/写真「フォークとロックの二十四時間 その日糀の湖畔で何が起こったか」2頁
●雑誌「ライトミュージック」1970年11月号
・記事(早川義夫)「特集=その3 ニューフォークは何を歌おうとしているのか 中年好みの春歌ではなく、ぼくたちの新しい春歌を」4頁
 「スクリュー」「外は雨だよ」「満足できるかな」「夜汽車のブルース」「終わりの来る前に」の歌詞を引用。
・小特集インタビュー/写真「根拠(よるべ)なき日々へのブルース」4頁


【チラシ各種・その他】
「URCレコード MONTHLY 4~6」URC作成チラシ
 『niyago』広告。(全歌詞掲載)
「URC RECORD MONTHLY ラブ・ゼネレーションへのメッセージ・・・」URC作成チラシ
「URC RECORD MONTHLY 11~12」URC作成チラシ
 URCのアーティストと共に。
「リサイタル 遠藤賢司-その世界」1970年12月26日コンサートチラシ
 B5・モノクロ・片面


←1969年 | 1971年→